京都大学医学部附属病院糖尿病・内分泌・栄養内科での長年の経験を活かし、最前線の治療を実践します。
糖尿病治療薬は多く開発され、また、糖尿病治療に関するエビデンスも数多く構築されました。その結果、診療ガイドラインも様変わりました。近年、専門医による治療が重要になっている理由はここにあります。当院では、エビデンスに基づき、一人一人に最適な治療を提案します。
糖尿病ケア外来
フットケア外来では専門の看護師が、爪切りや瓶邸のケア、神経障害のケア、白癬菌のケアなどを行っています。
また、糖尿病は正しく自己管理するることが大切ですが、各人のライフスタイルに合わせた生活支援も大学教官や糖尿病看護認定看護師が行っています。
担当は、西村亜希子(奈良県立医科大学講師・京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻客員研究員・日本糖尿病療養指導士)と出﨑裕美(糖尿病看護認定看護師)
外来栄養相談
外来栄養相談では、管理栄養士が、生活習慣病を持つ方の一人一人にあった実践しやすい食事療法の方法をアドバイスしています。食事は、「制限」ではなく、「調整」することが大切です。賢く学んで、しっかり食べましょう!
また、お子さんやお母さんの母子の栄養相談も受け付けています。お子さんの食事や栄養に関して気になる方は遠慮なくご相談ください。
インスリンポンプによる治療
ミニメド640Gシステム テルモパッチ式
インスリンポンプを用いた治療も行っています。現在は、ミニメド640Gを中心に使っていますが、将来は、日本初のパッチ式(コードレス)ポンプも使用可能となります。詳しくはお問い合わせください。
妊娠糖尿病・糖尿病合併妊娠のケア
晩婚化・晩産化により日本においても妊娠中に糖代謝異常をきたす妊娠糖尿病が増加しています。お子さんに影響があるだけでなく、将来の母親の糖尿病発症リスクが大幅に上昇します。
一方、1型糖尿病や2型糖尿病の方でも、前もって準備を始めれば、妊娠・出産できるようになりました。
正しい知識を得て、安全に妊娠と出産を迎えましょう。また、産後は、お子さんの成長に合わせて、お母さんの健康チェックも定期的に行いましょう。
当院では、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠の方のケアや、計画的な妊娠を支援しています。
糖尿病教室・学習会
4階フロアは、ミーティングルームとなっています。定期的に、糖尿病や生活習慣病に関する教室や学習会を実施します。
また、キッチンを備えており、調理実習を通した栄養教室も行います。是非、ご参加下さい。
原則、事前予約制で、外来受診中の方を優先しますが、内容によっては何方でも参加できます。詳しくはクリニックまでお問い合わせください。
なお、内容により集団栄養食事指導料が必要な場合や、学習会の運営上、参加費が必要な場合があります。ご了承ください。(京のひろば参照)