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☆一般小児科診療
発熱、咳、鼻水、お腹が痛い、吐く、下痢など、お子さまに関して困ったことがあればなんでも ご相談ください。必要があれば院内で検査(血液検査、レントゲン検査など)を行うこともできます。状況によっては、連携共同病院へご紹介させていただき診療を行います。
下記の症状がある方は、予約の際にお知らせいただくか、お問い合わせの際にお伝えください。
・嘔吐を繰り返している方
・体に発疹や水ぶくれ(ぶつぶつ)ができている方
・耳の後ろや下が腫れている、痛みがある方
・けいれんがあった、繰り返している方
☆予防接種~生後2か月の誕生日を目安にワクチン接種を開始しましょう~
赤ちゃんたちは、お母さんから譲り受けた免疫、母乳のもつ免疫力によって守られていますが、大きくなるに従ってその力も弱まってしまいます。兄妹や姉妹とのかかわり、公園や育児サークルで遊びの参加、保育園へ入園など、年齢が大きくなるにつれて、感染症のリスクも増します。予防接種を行うことによって、病気になっても症状がほとんどでない、または実際に症状がでても軽症ですむようになります。
*ワクチンの種類
定期接種:接種可能な年齢になったら速やかに開始していただくよう、国や自治体が推奨しているワクチン。
決められた期間内の接種は無料で受けられます。
任意接種:定期接種以外でうけられるワクチン。通常、有料で受けられます。
※任意接種も定期接種と同様に大事なワクチンです。接種をおすすめしています。
いつからワクチンをはじめるのかな?どのワクチンからうけるのかな?同時接種ってなに?副反応ってなに?ワクチンを打つことが大切だとわかっていても、分からないことや不安もおありだと思います。当院では、ワクチンのスケジューリング、ご不明な点も個別にご相談いただけます。
ワクチン接種がすすんでない方など、まずスケジュールを確認してからの接種となることがあり、予防接種のまえに一般外来受診をお願いすることがあります。
※ワクチンの予約について:予約システムからのご予約をお願いしております。初回のみ、これまでに接種されましたワクチン情報を入力してください。このお手間によりお子さまに適切なワクチンをご案内することができます。お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
☆乳幼児健診
京都市では、各保健センターで4か月児健診、8か月児健診、1歳6か月児健診、3歳児健診が行われており、お子さまの健康診査や保健指導、育児にかかわる相談をすることができます。子どもの発達には個人差があることは、育児書にもあるとおりです。そうはいっては、まわりのお友達と比べて気になることがでてくることもあります。
ことばがでない、ことばが増えない、言葉が聞き取りにくい、走るのが極端に遅い、お友達とうまく遊べないなど、なにか気になることがあれば、是非ご相談ください。今まで出来ていたことができなくなった(頸が座っていたのにぐらつくようになった、喃語や単語がでていたのにお話をしなくなった、など)ときは、しっかり診察をしたほうがよいことがあります。
☆アレルギー疾患
日本では2人に1人の方に、なんらかのアレルギー疾患があるといわれています。その中で主な疾患についてご紹介いたします。
<食物アレルギー>
年齢が大きくなるに従って改善する(自然耐性化といいます)傾向があり、乳幼児の5~10% 学童期の1~2%のこどもに食物アレルギーがあります。発症のピークは0歳児、主なアレルゲンは鶏卵、牛乳、小麦です。即時型アレルギー症状は、食べた直後から30分以内に起こることが多く、なかには2時間ほど経過して症状が誘発されることもあります。症状はじんま疹やかゆみなどの皮膚症状がもっとも多く、粘膜症状もつぎに多く認めます。急な処置が必要になる症状として喉頭粘膜症状があり、具体的には声が出にくい、犬吠様咳、ぜいぜい、息苦しさなどです。これらの症状をみとめたときは速やかにお近くの医療機関を受診する必要があります。当院では原因食物の特定のために詳細に問診を行い、必要時には食物経口負荷試験や血液検査も行っています。治療として、最小限の原因食物の除去、食事・栄養指導、皮膚のケアをすすめています。
<アトピー性皮膚炎>
4か月から6歳児の12% 20-30歳台では9%の方にアトピー性皮膚炎があると報告されています。アレルギーの家族歴やアトピー素因があることが多く、かゆみのある湿疹を繰り返し、慢性に経過します。多くのかたは軽症であり、乳幼児期に発症した場合は数年で改善する場合が多いですが、かゆみによる睡眠障害など日常生活に影響が及ぶこともしばしばです。基本的に保湿剤を使用したスキンケアを指導、湿疹の状態によってステロイド外用薬やタクロリムス軟膏の使用をすすめ、長期的な皮膚の改善を目指します。必要時には血液検査や食物除去テストを行うこともあります。皮膚科的なケアを要するときは隣接する<御所南はなこクリニック>へご紹介させていただいております。
<アレルギー性鼻炎>
近年患者数が増加しており、くしゃみ、みずばな、鼻づまりなどつらい症状がつづきます。内服薬や点鼻薬による症状改善をめざし、慢性副鼻腔炎、気管支喘息、アレルギー性結膜炎など合併症に対する治療も併せて行います。
<気管支喘息>
典型的な喘息症状はぜいぜい、ヒューヒューです。当院では発作時のコントロールに加え、喘息発作を繰り返すお子さまに対しては、長期管理としてガイドラインにもとづき年齢に応じた治療をすすめています。3歳以下の感染時に喘鳴を繰り返すお子さんに対しても対応しています。
☆神経疾患 (記載中です)
頭痛、けいれん、発作、運動機能の障害(歩けない、鉛筆が持てなくなった)、コミュニケーションがうまくできない、学業面の問題など
<頭痛>
お子さんの頭痛は1)持続が短い、2)痛みがなくなればすぐに元気になる、3)前兆や頭痛症状をうまく伝えることができない、といった特徴があり、大人の頭痛と違い分かりにくいことがあります。体や脳に原因となる疾患が疑われる場合はすみやかに精査をおすすめいたしますが、多くは大人と同じく「片頭痛」や「緊張型頭痛」であり、嘔吐・腹痛・めまいといった随伴症状を伴うこともまれではありません。痛みがあるときの対応に加えて、頭痛を繰り返しているお子さんに対しては、頭痛の予防のため生活指導や薬物療法を行います。
<熱性けいれん>
生後6か月ごろから就学前のお子さんが、風邪などで発熱(通常38℃以上)したときにけいれんを起こします。日本のお子さんの5から8%が経験するもので稀な病気ではなく、また半数の方が1回のみです。けいれんをおこしたときは、慌てず、襟元を緩めて呼吸をしやすい状態にし、嘔吐することもありますので顔を横に向けておきます。大半は数分から5分以内(約8割は10分以内)にとまり、意識が回復してそのまま寝てしまいます。<けいれんが10分以上つづくとき>、<1歳までの乳児けいれん>、<けいれんの後に意識障害長引く>、<けいれんに左右差がある>時は、熱性けいれんではないこともありますので、早めの受診をすすめます。けいれんが10分以上つづいているときは速やかに救急車を依頼してください。熱性痙攣を繰り返すお子さんはジアゼパム座薬を使った予防投与を行います。熱がないのにけいれんを起こしたときは、熱性けいれんではなく、てんかんなどほかの病気が疑われます。けいれん時の様子を説明することは難しいものです。お手元にスマホなどあれば、全身を動画で撮影していただくと後からみても状態がよく分かりますのでおすすめです。
2階待合室
2階処置室
2階キッズコーナー