日本人における新型コロナの後遺症の経過に関して報告がありました。
当院でも、女性、痩せている人、若い世代が後遺症が続いている人が多く、免疫力が強く軽症だった人ほど、その後の後遺症に苦しんでいます。小さなお子さんでも後遺症は認められます。
なぜ、デルタ株や感染しやすく重症化しやすいのでしょうか?とくに、私たち日本人、アジア人は、デルタ株の感染に注意が必要です。
十分な量の抗体を得るために、ワクチン接種は必ず2回することを薦めます。
ファイザー社などのRNAワクチンは、2回目の接種後1週間、1回目の接種から28日目以降で、ウイル氏に対する抗体は急激に上昇し、その後、少なくとも半年間は持続することがわかっています。
実際に抗体(IgG抗体)が産生されているか知りたい方は、2回目の接種後1週間以上経ってから検査されることをお勧めします。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/nejmc2103916
なお、既感染者のワクチン接種に関しては推奨されていますが、1回の接種でいいとの、査読を受けていない論文が公表されています。ただし、感染してすぐのワクチン接種はお勧めできませんが、いつすべきかは明らかではありません。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2213260021001582?via%3Dihub
SGLT2阻害薬に関する本を書きました。薬剤師の方や医療スタッフの方に勉強してもらえたら嬉しいです。
新型コロナウイルスCOVID-19には、オノン(プランルカスト)が、感染予防のみならず、肺炎への重症化を抑制できる可能性があります。ジェネリックになっており、治療費もとても安くすみます。
https://biosciencedbc.jp/dbsearch/Patent/page/ipdl2_JPP_an_2009128119.html
<新型コロナの対策方法:ビタミンC、ビタミンD3、亜鉛の感染予防の有用性>
手洗い、うがい、顔を洗うことが大切です。
また、明らかなエビデンスはありませんが、1日当たり、ビタミンC 3000mg、ビタミンD3 2000IU、亜鉛 20mgの摂取が感染予防に有用とされています。
ビタミンCは、感冒、インフルエンザの症状を85%改善しました。
ビタミンD3は、急性ウイルス性呼吸器感染症の感染を3分の1に下げました。
亜鉛は、ビタミンCと併用するとさらに感冒症状の回復を早めました。
(m3.comから引用)
今後10年先の脳梗塞・心筋梗塞発症リスクを知ることのできる血液検査です。事前予約が必要です。詳しくはお問い合わせください。
観察研究の結果ですが、身長が3cm縮むと脳梗塞のリスクが高く、頚動脈走行異常が加わるとさらにそのリスクは上昇するとのこと。背が縮み、喉の違和感が新たに出現した方は要注意。ご相談ください。
日刊ゲンダイの記事を引用です。