お知らせ
INFORMATION
SGLT2阻害薬のダパグリフロジンが左室駆出率低下の心不全に適応
米国食品医薬局(FDA)は、ダパグリフロジンの左室駆出率低下の心不全に対する適応を承認しました。
当薬剤は、日本においては、2型糖尿病と1型糖尿病で保険適応があります。同系統の薬剤は、血糖コントロールの改善のみならず、心臓や腎臓、肝臓の保護効果が認められたり、尿酸値や血圧が低下したり等、さまざまな作用が報告されています。
まだ日本では心不全に投与できませんが、近い将来、心不全の有望な治療薬と考えられています。
ただし、不適切な使用でケトアシドーシスや脱水など、副作用が認められるため、安易な使用には注意が必要です。
https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-approves-new-treatment-type-heart-failure