各種健診

CHILD-CHECKUP

当院で受けていただける健診

乳幼児健診

京都市では、保健福祉センターで4ヶ月児健診、8ヶ月児健診、1歳6ヶ月児健診、3歳健診(3歳後期)が行われており、お子さまの健康診査や保健指導、育児に関わる相談をすることができます。子どもの発達には個人差があることは、育児書にもあるとおりです。そうはいっても、まわりのお友達と比べて気になることがでてくることもあります。
言葉がでない、言葉が増えない、言葉が聞き取りにくい、走るのが極端に遅い、お友達とうまく遊べないなど、何か気になることがあれば、ぜひご相談ください。今までできていたことができなくなった(頸が座っていたのにぐらつくようになった、喃語や単語がでていたのにお話をしなくなった、など)ときは、しっかり診察をしたほうがよいことがあります。

対象 新生児から乳幼児まで ※年齢制限はありません
検査項目 からだの発育
股関節
運動発達
精神の発達
視覚
聴覚
など月齢に応じた項目

入所前健診

保育園や幼稚園に入園する際に行う健診です。
所定の用紙がありますので、あらかじめ必要な情報を記入していただき、健診にお越しください。
6ヶ月以上のお子さまに対しては、スポット・ビジョンスクリーナーを用いた視覚スクリーニング検査も一緒に行います。

対象 保育園や幼稚園入園前のお子さま
検査項目 各園の基準により、検査項目が変わります。

視覚スクリーニング検査

子どもは成長に伴って視力が発達していきますが、子ども自身は自分が視力が悪いのかが判断できません。
弱視などの目の問題は、発達のさまざまな問題に関連することがありますが、早期に発見することで治療できる場合も多くあります。
多くのお子さまは、幼稚園や小学校の集団検査で初めて目が悪いことがわかりますが、より早く治療を行えるように視覚スクリーニング検査を受けてみることをおすすめします。

検査をおすすめするケース

こんな症状(態度)があるお子さまは検査をおすすめします

  • テレビや絵本を見るときに目を細めたり、首をかしげたりする
  • つまずきやすい、転びやすい
  • 何となく、目の位置が偏っている気がする
  • 絵や物、人を見まちがえることがある
  • 絵本などに集中するのが苦手
  • 視力検査などで目を隠すのを極端に嫌がる
  • テレビを見る位置が異常に近い
  • 階段を異常にこわがる

検査で分かること

この検査では、弱視の原因となる屈折異常(近視・遠視・乱視)や 斜視、不同視などを発見することができます。

検査方法

視覚スクリーニング検査は、非常に簡単かつ短時間で検査が終わります。
まず、親御様にだっこしてもらったまま検査機器の前に座ってもらい、前に置かれている機械のピカピカする光を数秒見るだけです。
検査自体はほんの数秒程度で終わるので、なかなかじっとしてくれない子でも楽に検査を受けていただくことができます。