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高GI食は心血管疾患と死亡リスクの増大を関係する

5大陸から20カ国が参加したPURE研究の成果が発表されました。研究は、グライセミックインデックスと心血管疾患と全死因死亡との関係を調査した研究で、35~70歳、13万7851人が解析されました。

その結果、年齢、性別等複数要因について調整後、GIが最も高い群(Q5:中央値91、IQR:90~91)は、最も低い群(Q1:中央値76、IQR:74~78)と比較して、心血管疾患の既往の有無にかかわらず、複合エンドポイントのリスクが高く(既往ありのHR:1.51[95%CI:1.25~1.82]、既往なしのHR:1.21[95%CI:1.11~1.34])、高GIは、複合エンドポイントのうち心血管死のリスク増大とも関連していました。

糖尿病に限らず、炭水化物も複合炭水化物など食物繊維の多いものを摂取することが大切です。

https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2007123