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糖尿病では血圧の変動が大きいと心不全リスクも高くなる
過去に実施された2型糖尿病の大規模臨床研究であるACCORD試験とVADT試験の集団を用いて血圧変動と心不全リスクとの関係が調査されました。
ACCORD試験では、収縮期血圧、拡張期血圧とも、血圧の変動係数と平均血圧変動幅は、心不全リスクの増加を関連を示しました(ハザード比:収縮期1.15、拡張期1.18)。VADT試験では、拡張期血圧の変動が心不全リスクの増加と相関していました(ハザード比:平均血糖変動幅1.16、変動係数1.09)。
とくに、拡張期の虚血時間の結果として心不全リスクが増加すると考察されています。
https://care.diabetesjournals.org/content/early/2020/05/11/dc19-2540.long