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喫煙とインフルエンザ感染

喫煙とインフルエンザ感染との関係は明らかではありませんでしたが、今回発表された システマティック・レビューでは、喫煙者は非喫煙者に比べ、インフルエンザを発症するリスクが高いことが明らかとなりました。

9つの質の高い研究において、40685人の参加者の解析がなされました。インフルエンザ検査でインフルエンザ感染が証明された3つの研究では、喫煙者は非喫煙者に比べ5倍発症リスクが高く、インフルエンザ症状を呈した割合も、6つの研究から喫煙者では非喫煙者に比べ34%発症リスクが高かったことが証明されました。

インフルエンザに限らず、喫煙は、癌や心血管系イベント、慢性閉塞性肺疾患など多くの疾患の発症リスクを高めます。また、他者への健康被害を引き起こし、巻き込むことになります。