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正常血圧でも降圧薬を内服するメリット
例え正常血圧であっても、収縮期血圧を5mmHg低下させることで、心血管イベント(脳卒中、心筋梗塞、虚血性心疾患)のリスクが10%低下することが報告されました。
1次予防(初めての発症)でも、2次予防(再発予防)でも、例え血圧は高くなくとも高血圧を内服することは、心血管イベントの発症を低下させることから、降圧薬を単に血圧を下げるお薬としてではなく、予防薬として捉えた方がよいという内容です。
本研究は、48件の無作為化臨床研究が含まれ、34万例以上が対象となっている大きな研究で、追跡期間の中央値は4.15年でした。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00590-0/fulltext